~今学院で行っている授業内容~

こんちには!

今週の投稿です!

 

今、学校で行っている授業内容は、座学では関係法規・建築計画概論・設計製図の3つの授業を行っています!

 

中でも建築計画概論では、知らなかった知識が多くありました。

例えばこの計画の授業では、引戸については、高齢者にも配慮した扉となっており、現代でも多く使用されています。
引戸を設置するにあたって、レールも設置する必要があります。

レールにはいくつかの種類がありますが、主に使用されているのは、「VV型レール」と言うものです。

このV型レールは、段差解消の為に床に埋め込むものとなっています。

埋め込む事によって、段差や余分なレールの幅を取る事なく設置が出来る事がメリットとなります。

しかし、デメリットもあります。

それは、埃が溜まりやすく開閉が重く感じてしまう事です。

ですが、こまめに掃除を行う事で改善出来ます。

また、吊りレール式引戸と言うものも学びました!

この引戸は、扉の上にレールが設置されており、床にレールを設ける必要がありません。

他にも、開閉時の戸の重さも軽減する事が出来ます。

扉の中にも色々な種類がある事を学ぶ事が出来ました。

 

その他にも、車椅子を使用する方が使用しやすい洗面器の高さを学ぶ事が出来ました。

この高さと言うのは、床面から750mm程度とします。

また、洗面器下部はフットレストが入る様に計画し、600〜650mm程度を解放します。

他にも、鏡は傾斜させ低い位置でも鏡を見られる様にする工夫もあります。

こう言った高齢の方や障害のある方に対してのバリアフリーはとても大切な物だと改めて感じました。

健常者が使用する洗面器の高さは、身長によって変わります。

例として、155cmの人→床面から750mm、165cmの人→床面から800mm、170cmの人→床面から850mmとなっています。

それぞれその人に合った高さで設計されています。

 

まだまだ学ぶ事は沢山あります。

少しずつ吸収して行き、自分の知識として覚えて行きたいと思います。

 

実習の授業では、自由課題として今まで学んで来た、継手・仕口を自分で組み合わせを考えて作ると言う作業を行っています!

これまでの集大成として、1番良い作品を作り上げられる様に、一生懸命頑張りたいと思います!

 ← 自由課題を作るにあたっての計画図